幸せなおふたりが写真撮影する姿をこの目で見ておきたい。そのような思いから、撮影当日にフォトウェディングスタジオに親御様をはじめご家族がお越しになるケースは珍しくありません。
「主役のふたりが写真になるだけで満足」「家族はあくまで付き添いだから」と、親御様やご兄弟が撮影に参加されないケースが意外とございます。
ひとつには、新郎新婦と一緒に撮影する家族写真は、フォトウェディングのスタジオカメラマンに任せなくても、自分たちで撮影するタイミングが別にあるだろうからと考えてしまうところがあるようです。

しかしながら、フォトウェディングは新郎新婦のおふたりだけで撮影しなければならないという決まりはありません。
むしろ、ご家族の方もご一緒に撮影する最高のきっかけという考え方もあるのです。

新郎新婦のご家族がフォトウェディングに参加されることによって、新しい家族が増えたことを全員でお祝いしている雰囲気が感じられ、幸せ感あふれる写真を残すことができます。
せっかくフォトウェディングの場にいることができるのであれば、皆さまご一緒の写真撮影をオススメいたします。

ご家族の方がフォトウェディングの撮影に参加されない理由のひとつとして、「自分たちの服装をどうしたらいいのかわからない」ということがあるようです。
あくまでもメインは新郎新婦ですので、ご家族の方はそこまで気負う必要はありません。
特に決まりはありませんので、清潔感のある服装であれば、それぞれのお気に入りの服装で参加すればそれだけでも大丈夫です。

注意するとすれば、フォーマルな服装にするか、ラフな普段っぽい服装にするか、撮影に参加するご家族同士で全体のイメージを統一しておいた方がよいというところでしょう。
みんなフォーマルな中でひとりだけ普段着……というようなことが起こらないよう、お気をつけください。
フォーマルな衣裳で統一する場合（特に和装撮影の場合）、貸衣裳を扱っているスタジオなら撮影用に安価でレンタルすることも可能ですので、まずはスタッフに相談してみるとよいです。

ご家族の方がフォトウェディングに参加される場合であっても、新郎新婦のみでフォトウェディングを行う場合と大きく変わることはないので、さほど注意点はありません。
家族撮影は、おふたりで撮影する全体の時間の中で、一部の時間を使って行われます。
撮影に参加されるご家族が服装や持物をしっかりチェックして、余裕をもってフォトウェディングスタジオに到着し自分たちも含めた撮影に臨めるように、当日のスケジュールをちゃんと共有することが大切です。

結婚はおふたりだけでするものではなく、それぞれの家同士でするものだという考え方もあります。
家族全員でつかむ幸せな未来への第一歩を、ぜひ写真にして残しましょう。